V125、ハイカム導入後の燃調について。
前回のブログ…
の続きです。
カムを変えてからスタート時のアイドリングが安定しない&街乗りの回転域では燃料が薄くパラパラなっていましたが、マフラーのインナーサイレンサーを外したらスタートアイドリングがマシになりました!(が、街乗り回転域は燃料が薄くなったような気がします汗)
私は国内大手2社のカムプロフィールを見比べてキタコ製にしました。
こちらがキタコのカムプロフィールです!
因みにですがコレは武川製のカムプロフィールです。
作用角もキタコ製の方が大きいです。
カムの話しについては↓
をご覧くださいね!
キタコカムを組んだ私のV125ですがプラグが8番と冷たいのでコールドスタートで安定しません…。試しに30分放置アイドリングさせてプラグを抜き確認しましたがプラグがガソリン臭い(汗)
少し悩みましたが当たり前の事でした。作用角の大きいカムを入れてインナーサイレンサーをつけたままでしたから。(足でマフラー塞がれてるようなものです汗)
バッフルを外してアイドリングをさせまたプラグを外し臭ってみましたがガソリン臭さは解消されていました!!ですが排気がガソリン臭さすぎるはあまりかわらず…。
次の課題は「街乗り回転域40km/h〜60km/hで燃料が薄い」です。この速度で一定走行テストしたところプラグが白焼けしていたので。この回転域の燃料を増やす事が出来ればハイコンプ化ももっと活きてくるのでは?と考えました。
しかし私のV125はK7型。サブコンはあるけど燃料を「増」方向にしか弄れるモノしか存在しません…「増減」できれば燃費もノーマルレベルまで戻す事も可能だったのに(泣)
因みに私が教科書として使っているのは、
4ストロークエンジンを触るなら避けては通れないバルブタイミングについて詳しく解説されています。エンジン出力を活かすも殺すもヘッド次第…ですからね。
もと日産ワークス「NISMO」メカニックの藤沢さんの本です。
この本と合わせてオススメしたいのが、
レースカーエンジンをいくつも手掛けてきた林さんの本。
この本、化学的に解説してくれるだけでなく「ヘッドガスケットを薄くした」や…いや、やっぱり目次だけお見せします(笑)
各項目ごとに解説していてマニアにはかなり楽しい一冊になっています!!
とコレらを読みながら毎度チューニングやセッティングを試行錯誤しています。
V125は私の実験台になっていますね(笑)
今回はこの辺にしておきます。
次回は街乗り回転域の燃調をどう補うか?の予定です。