フロントフォークの油面調整をしました。
たしか前の記事でも油面調整をしていましたが、しばらく乗ってほんの少し、不満がでたので再度、油面を調整しました。
調整前の油面が110㎜で乗った感想が、
低速コーナーでの頭の入りが良い。街乗りペースではしっかりフォークが沈み込み、ブレーキが良く効く。逆に高速コーナーだと少しハンドリングがピーキーな印象、高速域からのブレーキングだとフォークが沈みきり、前荷重が多すぎてリアが不安定な感じがしたので、今回の油面調整は油面を上げる方向です。
早速、バイクを上げてタイヤを外します。
私のV125はK7モデルに、V125S(L0)のフォークを流用しています。
狭いところですが、ここのボルト上下2本緩めれば簡単にフォークを抜けます。
こんな窮屈な場所でも使用しやすいので、私が愛用している工具は、Ko-kenのZEALシリーズです。
左が愛用のZEAL3/8シリーズのショートラチェットと、12㎜のソケット。
右はTONEの一般的なラチェットです。私は元々が工具屋なので、ZEALソケットのコンパクトさ、精度のよさ、強度などを理解し、信頼して愛用してます。
では油面調整に入る前にmyV125の秘密をもう一つ公開します。(真似する方は自己責任!約束ですよ!)
V 125のトップブリッジは(わたしのはK7です)
こんな感じで上部にストッパーがあり、フォークが挿さる長さが、
約57㎜ありました。そこで私はフォークトップキャップ上に
ワッシャーを数枚重ねて、フロント車高もかせいでいます。
フロントは約8㎜
ワッシャーを8㎜分重ねてもフォークの差し込みは49㎜余る事になるので、私自身は問題ないと思っています。
では、油面の調整にはいります。
まずは私が油面調整で使用している器具たち!
フォークオイルは必要不可欠なので置いといて。活躍するのは
計量カップ、目盛り付きスポイト、直尺です(笑)
今回、油面は100㎜に設定するので、
スポイトで少しずつ、オイルを足して油面が安定するまで5〜10分まって測定、目標に当たるまでを何度も繰り返しました。
何度か繰り返した結果、やっと目標の100㎜にきました。この瞬間、ちょっと嬉しいです(笑)
油面の測り方が直尺なので「ビシキマ」は難しいですが、
私はこれくらいで妥協しています(笑)
調整がおわったらサクサク組み上げ試走へいってきました。
調整後、少しハイペースで走ってみましたが、頭の入りもさほど変わらず、フォークの底付き感もなく、尚且つブレーキの効きも変わらない。フロント荷重過ぎから来てたと思っていたリアの不安も解消され、今回の油面調整はフィーリング良しで良い結果が得られました。
毎回面倒なので、その内…とか思っていましたが、重たい腰を上げ、油面を上げ(笑)
調整して良かったです。好みのフィーリングだとバイクに乗るが楽しくなりますからね。
PS.試走後、首里城前でコーヒーを飲み帰宅しました。