addressV125腰上O/H 〜それは突然やってきた〜その1
今回のお話しは長くなるので分けて書こうと思います。
私のV125オイル上がり下がり両方始まっていて、オイル減りのペースが酷かったんです。「H」ゲージまでオイルを入れてワインディングを2時間ほど楽しんでオイルレベルを確認すると、もう「L」ゲージにチョンとオイルがついているくらいです(汗)
そのうちピストンリング交換も兼ねてO/Hしようと思いパーツは少しずつ集めていましたが、その時は突然やってきました…。
5日ほど前、いつも通りワインディングへソロツーへ行った帰り道の事です。
登りのコースを走っていて最後のコーナーを立ち上がるためスロットルを少しずつ開けていくと「ブーン、フゴヮー!」と急に一瞬吹けなくなりなりました。過去にV100を焼付かせた苦い経験から最悪の事態を想像しました(汗)
そこから急遽ペースダウン、帰路で止まらない事を願い自宅に帰ります…。
翌日、とりあえずオイル残量を確認したらレベルゲージにつきません。かなり焦りプラグホールからピストンを覗いてみました。
ピストントップがプツプツ。コレはオイル焼きのカーボンか又はピストンが溶け始めているかわからず重いため息をはきます…。
ピストンは大丈夫か、シリンダーは再利用可能なのか…考えてもわからない事なのでとりあえずヘッドだけ外してピストンの確認、クランクを回してシリンダーの確認をする事にします。
ヘッドを外して安心ピストンのプツプツはカーボンスラッジ、シリンダーに目立つ傷もありませんでした。
実はこのまま組み直してオイルを補充しながら乗り、パーツが揃ってからO/Hする予定でしたが気になった事があったので結局シリンダーも抜きます。
気になった事とは、「ピストンピンはSST無しで抜けるのか」です。
ストレートさんからこんなSSTが出ていまして、
Amazonでも送料が出て3500円ほどします。そんなにエンジンバラす人ではないし、病療中無職には痛い出費になります(汗)
そこで私は「普通にピストンは首振っていたし、コレ必要なのか?」と思いとりあえず確認のためノリでピストンまで外す事にしました。ここまできたら、もうそのまま組み直すと言う考えを捨てています(笑)
ピストンピンを止めているサークリップ?を外しディープのソケットをあてがい軽くハンマーコンコンしたらアッサリ抜けました。無事ピストンピン取り外し&ピストン摘出に成功!私の車両は不幸中の幸い?焼き付いていなくSSTは必要ありませんでした。
痛い出費を抑える事が出来て良かったです。
〜その2へ続く〜
※作業者は趣味やっておりプライベーターで素人です。エンジン整備に関する質問には返答しません。ご了承ください。